「The PHOENIX」(フェニックス)という
FXの自動売買システムが公開されています。
期間限定で、ボーナスとして初回入金額の
50%を証拠金(最大50万円)を付与する
キャンペーンが実施されています。
今回は、「The PHOENIX」の問題点を
お伝えします。
<目次>
①「The PHOENIX」の特徴
②自動売買ツールの問題点
③高い利益率の問題点
④実績の問題点
⑤特定商取引法が表示されない問題点
⑥FXで堅実に利益を得る方法
①「The PHOENIX」の特徴
「The PHOENIX 」とは
FXの自動売買トレードシステムです。
・スマホ1つで月利20%
・スマホで資産が増えていくのを確認するだけ
・勝率96.4%
・24時間完全自動トレード
・無料モニター限定で初回入金ボーナスあり
・運用歴3年の実績がある
・FX未経験者でも問題ない
・最低入金額5万円からスタート可能
・チャートを見る必要がない
このような特徴が説明されています。
②自動売買ツールの問題点
自動売買システムは
「自動で売買してくれる」
だけのことで、
「自動で利益を出してくれる」
と誤解されやすいので、注意が必要です。
自動売買システムは、資金を投入してシステムを
稼働させるだけで、後はシステムが自動で資金を
運用してくれるので、誰でも簡単に利益を得られると
思われがちです。
しかし、次のような問題点があります。
●ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る
1日の中でも
・午前に稼働させる人
・午後に稼働させる人
・深夜に稼働させる人
・何時から何時まで稼働させる人
稼働させるタイミングは、人によって異なります。
たとえばこのシステムが
午前は勝ち、午後は負けていた場合
午前に参加した人は、勝ちになり
午後に参加した人は、負けになります。
同じシステムを使っていても、稼働時間が
異なると、結果にも個人差がでてきます。
●ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る
ツールを稼働するタイミングは
人によって異なります。
そのため、稼働するタイミングで
利益額に個人差がでます。
例えば
AさんもBさんも投資額が10万円だった場合の
月毎の運用損益例をあげます。
1月 -5万円 Aさん稼働開始
2月 -5万円
3月 +5万円 Bさん稼働開始
4月 +5万円
5月 -8万円
6月 +5万円
Aさんは1月から運用開始しました。
1月 -5万円
2月 -5万円
稼働2か月で―10万円となり
投資金がなくなります。
3月から開始したBさんの例です。
3月 +5万円
4月 +5万円
5月 -8万円
6月 +5万円
6月の時点で+7万円の
利益で継続できています。
自動売買システムでも
稼働のタイミングによって
利益額に個人差が出ます。
また、選択する通貨ペアによっても
利益額に個人差が出ます。
●投資金の量で個人差が出る
自動売買システムを使っていても
用意できる投資金の違いによって
結果に個人差が出てきます。
たとえば、自動運用して利益率30%
という実績が得られたとします。
同じシステムで運用しても、同じ金額の利益を
得られるわけではありません。
投資金1万円なら、利益3,000円
投資金100万円なら、利益30万円
投資金1億円なら、利益3,000万円
投資金によって利益金額は、変わってきます。
また投資金が異なれば、強制ロスカットになる
水準も変わってきます。
そのため、いくらの投資金を用意した運用実績
なのかを確認する必要があります。
●ツールのカスタマイズの内容で個人差が出る
自動売買システムでも、個人の目的や投資
スタイルに合わせて調整できる項目が用意
されているものもあります。
例えば、
売買エントリーのタイミングや損切ラインの設定、
レバレッジ、ロット数などです。
一見、個人の投資スタイルに合わせるものは
汎用性があり、良いように思われがちです。
しかし、裏を返せばその個人の投資経験が
ダイレクトに反映されることになります。
そのため同じ自動売買システムであっても
投資結果に個人差が生じることになります。
ベテランのトレーダーは、自らの知識や
スキルによって相場を読み解きます。
それにより、売買タイミングを設定し直したり
場合によっては、システムを一時中断したりする
ことで損失を回避しています。
初心者がシステムを入手して、全くほったらかしで
資金を運用しても、ベテランと同じ結果にならない
可能性があります。
③高い利益率の問題点
平均月利が20%だと、説明しています。
これが事実なら素晴らしい実績ですが
次の点に注意する必要があります。
●手法の内容次第で良し悪しが決まる
利益を得るまでのお金の流れ次第で
ノウハウやツールの良し悪しが決まります。
・マーチンゲール手法
・ナンピン手法
・ハイレバレッジ
などを用いた投資の場合は
ハイリスク・ハイリターンの
手法にて利益を得たことになります。
ハイリスク・ハイリターンの手法は
今後の投資で大損する可能性が
高くなります。
●高い利益率のカラクリ
勝っているトレードだけを決済して
負けているものを決済しなければ
高い利益率を作ることはできます。
その場合、決済していないトレードは
含み損が出ている可能性もあります。
利益率は、未決済のものを含めた
全てのトレードの内容を確認して
始めてシステムの良し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認することが重要です。
●今後も高い利益率になると名言しているわけではない
今後も必ず高い利益率が出ると
明言しているわけではありません。
これまでに高い利益率があったと
書かれているだけです。
その場合は、参加者の何人が
どのくらいの期間で
いくらの利益を得たのか
を確認することが重要です。
これから参加する人が
必ず高い利益を得られるわけでは
ありません。
●平均が参加者の人数の平均を意味する場合
参加者全員が均一に利益を得られているとは
書かれていません。
1人が大きな利益を得ていて、大多数の
参加者が赤字の場合でも、平均利益が
黒字になることも含まれます。
その為、参加者全員の利益額を確認
することが大事です。
仮に参加者全員が安定的に毎月利益を
得られているとしても、利益を得るまでの
お金の流れ次第で、ノウハウやツールの
良し悪しが決まります。
●実績を確認する時の注意点
今後公開される実績が、信頼できるもので
あるかどうかをしっかり確認することです。
信頼できる実績とは
利益が確認できること
投資金やお金の流れが明確であること
初心者の実績であること
期間や件数が十分であること
トレード履歴など信頼できるデータが
示されていること
などです。
必ず表記するよう法律で定められています。
今回の広告には、「特定商取引法」に飛ぶボタンは
存在しますが、表示されません。
参加を検討する際には、「特定商取引法」の
内容を確認することをお勧めいたします。
⑥FXで堅実に利益を得る方法
FXには、自動売買システムやサインツール
などが巷では多く出回っています。
自動売買システムにも、問題点があり
サインツールにも、問題点があります。
ツールやシステムやノウハウに頼った
としても、一生稼ぎ続けられる保証は
どこにもありません。
実体験として、一番堅実な稼ぎ方は、
自分で稼ぐ力を身に着けることだと
実感しました。
FXでシステムやサインツールを使わなくても
必要最低限のスキルを習得するだけの
王道の稼ぎ方があります。
王道の稼ぎ方は、初心者でも
安定した利益を得ることができます。
勝てるトレードだけを実践するだけです。
初心者で最も大事なのは、 「手法をひとつに絞る」ことです。 勝てる手法を多く学んだとしても、 挫折してしまう人は沢山います。 重要なのは、たったひとつで良いので、 正しいノウハウを覚えることです。 特別なやり方をしなくても、 基本のやり方ひとつだけで十分に勝てます。 手法を一つだけに絞ると、 利益を得るチャンスが減ってしまう と思ってしまいそうですが、 実はそんなことはありません。 トレードに迷いがなくなるので、 精神的な負担は、ほとんでありません。 FXで、まだ勝てていないと 「勝っている人は何か特別なやり方を
しているのでは??」 なんて思うことがあります。 ですが、FXで勝ち続けるための都合の
良い特別な方法などありません。
特別な方法を追い求めるのではなく、 「手法を一つだけ覚える」
ことが大切だと日々感じています。
(関連記事)
ひなこの副業FXトレード日記
FX初心者が知っておくべきブログ集
FXの自動売買システムが公開されています。
期間限定で、ボーナスとして初回入金額の
50%を証拠金(最大50万円)を付与する
キャンペーンが実施されています。
今回は、「The PHOENIX」の問題点を
お伝えします。
<目次>
①「The PHOENIX」の特徴
②自動売買ツールの問題点
③高い利益率の問題点
④実績の問題点
⑤特定商取引法が表示されない問題点
⑥FXで堅実に利益を得る方法
①「The PHOENIX」の特徴
「The PHOENIX 」とは
FXの自動売買トレードシステムです。
・スマホ1つで月利20%
・スマホで資産が増えていくのを確認するだけ
・勝率96.4%
・24時間完全自動トレード
・無料モニター限定で初回入金ボーナスあり
・運用歴3年の実績がある
・FX未経験者でも問題ない
・最低入金額5万円からスタート可能
・チャートを見る必要がない
このような特徴が説明されています。
②自動売買ツールの問題点
自動売買システムは
「自動で売買してくれる」
だけのことで、
「自動で利益を出してくれる」
と誤解されやすいので、注意が必要です。
自動売買システムは、資金を投入してシステムを
稼働させるだけで、後はシステムが自動で資金を
運用してくれるので、誰でも簡単に利益を得られると
思われがちです。
しかし、次のような問題点があります。
●ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る
1日の中でも
・午前に稼働させる人
・午後に稼働させる人
・深夜に稼働させる人
・何時から何時まで稼働させる人
稼働させるタイミングは、人によって異なります。
たとえばこのシステムが
午前は勝ち、午後は負けていた場合
午前に参加した人は、勝ちになり
午後に参加した人は、負けになります。
同じシステムを使っていても、稼働時間が
異なると、結果にも個人差がでてきます。
●ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る
ツールを稼働するタイミングは
人によって異なります。
そのため、稼働するタイミングで
利益額に個人差がでます。
例えば
AさんもBさんも投資額が10万円だった場合の
月毎の運用損益例をあげます。
1月 -5万円 Aさん稼働開始
2月 -5万円
3月 +5万円 Bさん稼働開始
4月 +5万円
5月 -8万円
6月 +5万円
Aさんは1月から運用開始しました。
1月 -5万円
2月 -5万円
稼働2か月で―10万円となり
投資金がなくなります。
3月から開始したBさんの例です。
3月 +5万円
4月 +5万円
5月 -8万円
6月 +5万円
6月の時点で+7万円の
利益で継続できています。
自動売買システムでも
稼働のタイミングによって
利益額に個人差が出ます。
また、選択する通貨ペアによっても
利益額に個人差が出ます。
●投資金の量で個人差が出る
自動売買システムを使っていても
用意できる投資金の違いによって
結果に個人差が出てきます。
たとえば、自動運用して利益率30%
という実績が得られたとします。
同じシステムで運用しても、同じ金額の利益を
得られるわけではありません。
投資金1万円なら、利益3,000円
投資金100万円なら、利益30万円
投資金1億円なら、利益3,000万円
投資金によって利益金額は、変わってきます。
また投資金が異なれば、強制ロスカットになる
水準も変わってきます。
そのため、いくらの投資金を用意した運用実績
なのかを確認する必要があります。
●ツールのカスタマイズの内容で個人差が出る
自動売買システムでも、個人の目的や投資
スタイルに合わせて調整できる項目が用意
されているものもあります。
例えば、
売買エントリーのタイミングや損切ラインの設定、
レバレッジ、ロット数などです。
一見、個人の投資スタイルに合わせるものは
汎用性があり、良いように思われがちです。
しかし、裏を返せばその個人の投資経験が
ダイレクトに反映されることになります。
そのため同じ自動売買システムであっても
投資結果に個人差が生じることになります。
ベテランのトレーダーは、自らの知識や
スキルによって相場を読み解きます。
それにより、売買タイミングを設定し直したり
場合によっては、システムを一時中断したりする
ことで損失を回避しています。
初心者がシステムを入手して、全くほったらかしで
資金を運用しても、ベテランと同じ結果にならない
可能性があります。
③高い利益率の問題点
平均月利が20%だと、説明しています。
これが事実なら素晴らしい実績ですが
次の点に注意する必要があります。
●手法の内容次第で良し悪しが決まる
利益を得るまでのお金の流れ次第で
ノウハウやツールの良し悪しが決まります。
・マーチンゲール手法
・ナンピン手法
・ハイレバレッジ
などを用いた投資の場合は
ハイリスク・ハイリターンの
手法にて利益を得たことになります。
ハイリスク・ハイリターンの手法は
今後の投資で大損する可能性が
高くなります。
●高い利益率のカラクリ
勝っているトレードだけを決済して
負けているものを決済しなければ
高い利益率を作ることはできます。
その場合、決済していないトレードは
含み損が出ている可能性もあります。
利益率は、未決済のものを含めた
全てのトレードの内容を確認して
始めてシステムの良し悪しが決まります。
全てのトレード内容を確認することが重要です。
●今後も高い利益率になると名言しているわけではない
今後も必ず高い利益率が出ると
明言しているわけではありません。
これまでに高い利益率があったと
書かれているだけです。
その場合は、参加者の何人が
どのくらいの期間で
いくらの利益を得たのか
を確認することが重要です。
これから参加する人が
必ず高い利益を得られるわけでは
ありません。
●平均が参加者の人数の平均を意味する場合
参加者全員が均一に利益を得られているとは
書かれていません。
1人が大きな利益を得ていて、大多数の
参加者が赤字の場合でも、平均利益が
黒字になることも含まれます。
その為、参加者全員の利益額を確認
することが大事です。
仮に参加者全員が安定的に毎月利益を
得られているとしても、利益を得るまでの
お金の流れ次第で、ノウハウやツールの
良し悪しが決まります。
④実績の問題点
3か月の実績が公開されています。
2022年 運用資金50万円
1月:152,971円
2月:359,880円
3月:444,409円
●参加者の実績なのか不明
これらの実績が参加者の実績とは
説明されていません。
恐らく、主催者側の実績だと推測されます。
重要なのは、参加者の実績です。
参加者の中でも、FX初心者の実績を
確認することです。
●毎月の利益額が不明
3か月だけの利益だけでは、意味がありません。
その前後月でマイナスになっていることもあります。
実績を公開するうえでは、少なくても
6ヶ月以上の期間、実績がどうであったかを
確認することです。
継続して多くの利益が出せることが重要です。
勝率や月利、連勝記録などが語られる事が
よくありますが決して重要ではない数字です。
FXの実績を語る上では、参考になりません。
●トレード詳細が不明
利益額が書かれているだけでは、プロジェクトの
良し悪しが判断できません。
利益に至るまので、各トレードごとの詳細を
確認することが重要になってきます。
・取引通貨量(何通貨か)
・エントリー時のレート
・決済時のレート
・いつエントリーしたか
・いつ決済したか
・トレードによって得た利益
・毎月の利益金額
以上を各トレードごとに確認することが重要です。
信頼できる実績とは、トレード履歴で示される
ことです。
●実績公開で大切なこと
全ての参加者の中でも知識や経験、スキルのない
初心者が、毎月安定した利益を得られることで、
そのプロジェクトの良し悪しが分かります。
また、多くの利益を得ていても、その前後で
大損している可能性もあるため、利益に至るまでの
お金の流れ(増減)を確認することも重要です。
●実績を確認する時の注意点
今後公開される実績が、信頼できるもので
あるかどうかをしっかり確認することです。
信頼できる実績とは
利益が確認できること
投資金やお金の流れが明確であること
初心者の実績であること
期間や件数が十分であること
トレード履歴など信頼できるデータが
示されていること
などです。
⑤特定商取引法が表示されない問題点
特定商取引法とは、消費者トラブルが
生じやすい特定の取引を対象に、
生じやすい特定の取引を対象に、
消費者の利益を守るために事業者側が
守るべきルールを定める法律です。
守るべきルールを定める法律です。
必ず表記するよう法律で定められています。
今回の広告には、「特定商取引法」に飛ぶボタンは
存在しますが、表示されません。
参加を検討する際には、「特定商取引法」の
内容を確認することをお勧めいたします。
FXには、自動売買システムやサインツール
などが巷では多く出回っています。
自動売買システムにも、問題点があり
サインツールにも、問題点があります。
ツールやシステムやノウハウに頼った
としても、一生稼ぎ続けられる保証は
どこにもありません。
実体験として、一番堅実な稼ぎ方は、
自分で稼ぐ力を身に着けることだと
実感しました。
FXでシステムやサインツールを使わなくても
必要最低限のスキルを習得するだけの
王道の稼ぎ方があります。
王道の稼ぎ方は、初心者でも
安定した利益を得ることができます。
勝てるトレードだけを実践するだけです。
初心者で最も大事なのは、 「手法をひとつに絞る」ことです。 勝てる手法を多く学んだとしても、 挫折してしまう人は沢山います。 重要なのは、たったひとつで良いので、 正しいノウハウを覚えることです。 特別なやり方をしなくても、 基本のやり方ひとつだけで十分に勝てます。 手法を一つだけに絞ると、 利益を得るチャンスが減ってしまう と思ってしまいそうですが、 実はそんなことはありません。 トレードに迷いがなくなるので、 精神的な負担は、ほとんでありません。 FXで、まだ勝てていないと 「勝っている人は何か特別なやり方を
しているのでは??」 なんて思うことがあります。 ですが、FXで勝ち続けるための都合の
良い特別な方法などありません。
特別な方法を追い求めるのではなく、 「手法を一つだけ覚える」
ことが大切だと日々感じています。
(関連記事)
ひなこの副業FXトレード日記
FX初心者が知っておくべきブログ集