前回、ルーティンのブログを
書いていて、
「1つの決めた事をやり続ける」
というところから昔のことを
思い出しました。

不動産営業をしていたころ
「伝説の営業マン」
に出会いました。

不動産営業をしていた彼は
人と会話するのが苦手でした。

もう何年も営業しているのに
いまだに営業トークができない、
それでも毎年コンスタントに
何本か契約をとっていました。

彼の営業スタイルは、お客様と
会話をしません。

自分で作ったチラシをポストに
投函するだけです。

ここまでは、飛び込み営業であれば
誰でもすることです。

彼が人と違っていたのは、
毎週同じ曜日に、チラシを配り続けて
いたことです。

月曜日:A地区
火曜日:B地区
水曜日:C地区
木曜日:Ⅾ地区
金曜日:E地区

当然、配るチラシは毎回内容が
異なります。

最新情報や相続や税金の話など、
ためになる情報を自分でチラシを
作り、1軒1軒配っています。

たまに会社の研修などで配れない日も
あります。すると

今日はチラシがポストに入ってないけど
彼はどうしたのかしら~

と、お客様の方から、彼の事が気になって
電話してくるそうです。

そんな営業スタイルなので、日々誰とも
会話することは、ありません。

チラシがきっかけで、彼に電話が入り
営業話につながるわけです。

お客様に会いに行く時は、必ず上司が
同行していました。

そして、お客様とお話しするのは上司です。
彼は、となりで頷くだけだそうです。
もう、何年もこのスタイルは変わって
いないそうです。

そんなの営業じゃない、
と言う人もいるかもしれません。

でも、契約を取るのが営業なので
手段は何でもよいわけです。

1つの事を同じスタイルで、飽きずに
やり続けられる人は、そう多くは
ないと思います。
マネができそうで、できないものです。

話は変わり、
ある営業力のある先輩から、営業に
ついて教わったことがあります。

営業新人の頃は、お客様によって
アプローチを変えないこと。
変えないことで
何がよくて
何が悪かったかが
分析できるから。

性別や年齢や性格、職業など関係なく
同じ内容を話すことで、人はどう反応
するかのデータが取れる。

そのデータが、どれだけ沢山あるかが重要。

と教えてもらったことがあります。

「伝説の営業マン」や先輩の教えのように
地味だし結果が出るまでに時間がかかる
スタイルだけど

1つの事をやり続けること

で得られるものは、以外に多いように
思います。

何か1つ、小さくてもよいから
決めた事を継続することが大事だと
思っています。

営業職も、弁が立つ人だけが売れる
わけでも、ありません。

そして教科書に書いてあることだけが
正しいわけでもありません。

その人にあった売り方、稼ぎ方が
あるものです。

副業だって同じです。

教科書通りではない、その人にあった
稼ぎ方ができるのも、
マンツーマン指導
があるからだと、改めて感じています。



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