1,報酬が発生する種類
2,報酬設定の種類
3,利用するメディアの種類
4,手法の種類
5,まとめ
1,報酬が発生する種類
①成果報酬型
自身のウエブサイトに掲載している広告をクリックした後に、その広告の商品のサービスを購入、申し込みした場合に紹介料(報酬)を支払う報酬形態です。アフィリエイトといえばこの成果報酬型の広告をイメージされる方が多いと思います。
②クリック課金型
バナーや広告をクリックした時に、1クリックあたりに報酬が発生する報酬形態です。最も有名なのはGoogleアドセンスです。報酬額は表示される広告の種類によって異なります。
報酬単価が高いジャンルの広告(美容系や不動産など)が表示されると報酬額も上がります。
③インプレッション課金型
広告の表示された回数に応じて報酬が発生するもので、報酬発生のハードルが最も低い報酬形態です。ただその分報酬額も低くなっています。Googleアドセンスでもインプレッション報酬は発生しますが微々たる報酬です。
2,報酬設定の種類
①定額報酬
「成果条件クリアで商品購入した場合に2,000円の報酬」のように、1成果あたりの報酬金額を固定する報酬設定が定額報酬です。
1件あたりの報酬額が決まっているので収益の計算がしやすく、高単価な案件は定額報酬であることが多いです。
②定率報酬
購入した商品によって報酬額が変動するタイプが定率報酬です。
「1成果につき5%」のように設定されているので、1,000円の商品が売れた場合、50円の報酬が発生することになります。
案件によっても報酬額は大きく変動するし、まとめ買いが期待できる案件に設定されていることが多いです。
3,利用するメディアの種類
①ブログアフィリエイト
amebaブログやライブドアブログといったブログサービスを利用して行うアフィリエイトのことです。
ブログの内容は特定のジャンルに特化せず自分の紹介したい商材を扱うことができます。
ブログでは記事を更新し続けることが肝心で、記事のクオリティや更新頻度によって訪問者数やコンバージョン数は左右されますので、上手く流行を追うことができればSNSからの流入なども見込めるでしょう。
はてなブログやライブドアブログのような既存のブログサービスを利用すれば、開設するまでの準備も簡単で費用も安く抑えられるため、初心者には取り組みやすい方法です。
アフィリエイトを行うのに条件がある無料ブログサービスもあるのでご注意が必要です。
②サイトアフィリエイト
あるひとつの商材を売り出すための専用サイトを作り、その商材を必要としそうなユーザーに向けてページを作成していく方法です。この方法では、商材が限定されているためサイトに訪れるユーザー数に対して成果が発生しやすいのが特徴です。
ドメイン契約後(有料)、レンタルサーバーと紐づけることで自分専用のサイトが生まれます。
基本的には、ブログではないので頻繁に記事を更新する必要はありません。しかし、ジャンルを特化することで記事に専門的な知識が必要になり、ブログアフィリエイトよりも学習コストは高くなります。
③YouTubeアフィリエイト
YouTube広告というのは、公開するYouTube動画の中に広告を入れて表示回数とクリック数に応じて報酬が決まります。
表示される広告は自動的に挿入されるため、広告用の編集作業は必要ありません。
またYouTubeでの影響力が高くなると、企業とタイアップしてチャンネル内で商品を紹介して報酬をいただけるパターンもあります。
④SNSアフィリエイト
TwitterやInstagram、FacebookといったSNSを活用したアフィリエイトです。
SNS投稿から記事へアクセスしてもらう他、各プラットフォームで広告を打つことも可能です。広告用に投稿を作ることはもちろん、投稿を広告に切り替えることもできます。競合アカウントのフォロワーにターゲットを絞って配信するなど、効果的なアプローチもできます。好きな商品を選んで紹介できるため楽しく取り込め継続もしやすくなります。
⑤メルマガアフィリエイト
メルマガを使って商品を紹介するものです。メルマガファンや既存顧客に直接メッセージを送るためターゲティング次第では効果が高い方法です。
メルマガの読者が多ければ多いほど有利であるため、どうやってメルマガ読者を獲得するかが課題になってきます。
インターネット上のオンラインではなく、販売店舗や飲食店などリアルな店舗にて来店顧客に対し会員登録の誘導を行い登録件数やアクションに応じて店舗が成果報酬を得るものです。
具体的には、携帯電話ショップでの契約時に「このアプリを1か月だけインストールしておくと〇〇ポイントが付きます。その後は解約して結構です」といったようなことを受けたことがあるかと思いますが、これがリアルアフィリエイトです。
4,手法の種類
①ASPアフィリエイト
ASPは、Affiliate Service Provider(アフィリエイトサービスプロバイダ)の略で、メディア運営者と広告主をつなぐ仲介サービスを利用して報酬を得ることで、一般的にアフィリエイトといえばこの手法です。
広告主とアフィリエイトを実施する人(あなた)を繋ぎ、広告配信できる仕組みを提供するのがASPの役割になります。ASPには様々なサービスがあります。掲載できる広告商材や得られる報酬など、それぞれのサービスによって異なりますので、自分が使いやすいASPをじっくり選ぶ必要があります。
②トレンドアフィリエイト
TwitterやGoogleトレンドなどで検索数が上昇している旬なキーワードを利用して記事を書き、瞬間的に爆発的なアクセスを稼ぐ手法です。ニュース系の記事はGoogleの検索結果にもインデックス後すぐに表示されますが、時間がたつと一気に圏外へと飛ぶので、日々記事を書く必要があります。
③PPCアフィリエイト
PPCは、Pay Per Clickの略で、ウェブ上でクリックされるごとに課金される広告のことです。
個人のブログなどに企業商品に関する広告やURLを掲載しブログ閲覧者の中から、その広告を見て商品を購入することがあれば、ブログを運営している人に企業から収入が入るという仕組みです。
④物販アフィリエイト
物販アフィリエイトとは、広告主が売りたい商品をアフィリエイトを実施する人(あなた)が代わりに商品を紹介する手法です。
紹介するものは食品、電化製品、化粧品などの有形物であることが特徴です。Amazonや楽天などの大手ショッピングサイトを利用すれば、そこで扱われている商品をアフィリエイトに利用できます。ただし商品の種類が多様であるため、稼げる商品を見極める必要があります。
Amazonはプライムデー、楽手は楽天スーパーセール等まとめ買い時期に合わせて記事を仕込むのが代表的なやり方です。
⑤情報商材アフィリエイト
他人の作った知識や経験をコンテンツとして、情報商材をアフィリエイトすることです。電子書籍、音声、動画などのファイルをダウンロード形式で提供されるのが一般的です。
最大の魅力は「圧倒的な高単価報酬」にあります。1件の情報商材が売れる毎に高いアフィリエイト報酬を得ることができます。
⑥自己アフィリエイト
自分で商品を購入することで報酬を得られるアフィリエイトです。案件によっては実質無料のものや、クレジットカードやFXのようにカード発行・口座開設のみで報酬を受けられるものもあります。
各ASPごとに専用のサイトがありますので、そこから自己アフィリエイトを行うことができます。