<目次>
1,「中国輸入転売」とはどんな副業か?
2,「中国輸入転売」のメリットとは
3,「中国輸入転売」のデメリットとは
4,「中国輸入転売」が向いている人
5,「中国輸入転売」が向いていない人
6,まとめ


  1,「中国輸入転売」とはどんな副業か?
中国輸入転売とは日本と中国の物価の違いを利用して、中国から商品を仕入れて日本で販売するというシンプルな物販副業です。
タオバオやアリババといった中国のショッピングサイトや卸サイトから安価な商品を探し、代行業者を介して商品を仕入れて、国内ショッピングサイトのアマゾンやメルカリなどで販売します。
中国の人件費が高騰してきて物価が上がったと言われていますが、まだまだ大きな価格差があるのが実態です。


  2,「中国輸入転売」のメリットとは

①仕入れコストが安い
中国の人件費や物価が上昇しているとはいえ、仕入れコストは日本の6割程度ですので、中国はとてみ魅力的な市場です。中国は世界の工業と呼ばれているほど多くの工場が集まっていますので、様々な種類の商品が安く仕入れることが可能です。だからといって安い商品だけ仕入れていては、ライバルとの価格競争に負け、在庫をかかえる事になったり利益が出なかったりしますので、仕入れは戦略をもって慎重に行いましょう。

②少額資金で始められる

中国のショッピングサイト、タオバオやアリババから輸入すれば少額から始められますので、最初は流れを知るためにも少額から初めてみましょう。
またタオバオやアリババであれば、ネットで検索すれば無料の情報が流れていますので、それを活用するだけでも十分仕入れられるはずです。

③難しい知識やスキルが必要ない
とてもシンプルなスキームのため難しい知識やスキルは必要ありません。また中国語も必要ありません。ネット環境さえあれば在宅で作業が可能なので、初心者でも取り組みやすい副業です。


  3,「中国輸入転売」のデメリットとは

①不良品が多い
仕入れ価格は安いのですが、商品のクオリティが低いのは残念ながら事実です。テスト仕入れをしてみたり、しっかり検品をしてくれる代行業者を選ぶことが重要です。

②商売上手な中国人セラーが多い

近年では中国人セラーが目立ってきています。何かと現地セラーのほうが有利に働きやすく、価格競争でも負けやすいといったデメリットがあります。中国人セラーとは被らない商品を仕入れるなど常に最新の情報をキャッチしていくことが大事になります。

③OEMは中級者以上向け

多くを稼ごうとするなら、自分のオリジナル商品として販売するOEMに取り組むことが必要になりまます。そのためには生産費用、効率化のためのツール費用、外注費などが発生しますので、事業として取り組むにはそれなりの大金が必要になってきます。クラウドファンディングなどを活用して資金を集めることも可能かと思いますが、ハードルが高くなってきます。


  4,「中国輸入転売」が向いている人
ネット世界であってもコミュニケーションはとても大事になります。顔が見えても見えなくてもコミュニケーション能力は求められますので、高い方のほうが向いています。
どのような仕事でも言えることですが、気配りができる人は業績に繋がるものです。
また、お客様から理不尽なクレームを投げられたり、同業者の値下げ合戦で精神的にも体力的にもストレスがかかるものですので、ストレスを解消する手立てを見つけられる人がよいでしょう。
一方で、闘争心も必要な場合があります。ネット販売では必ずライバルが存在して値下げやサービス合戦が常に起こります。自分にノルマを設定してそれに立ち向かう闘争心も成功のカギとなってきます。


  5,「中国輸入転売」が向いていない人
物にあまり興味のない方には向いていません。中国のショッピングサイトには、相当数の商品が並んでいます。しかも類似した商品が多数並んでいるので、その中から厳選して購入するショップを選んで仕入れるため、物に拘りや情熱がなければ、そもそもモチベーションが湧かず、すぐに飽きてしまいます。リサーチもとても大事な工程になりますが、興味がなければ苦痛になってしまい、転売自体を諦めてしまうことに繋がつてしまいます。


  6,まとめ
どんな仕事でも同じですが、自分が楽しくできる仕事が自分に向いているビジネスでもあり、長く継続できるものです。「稼げる」の視点も大事ですが「好きなもの」を活かせるジャンルに取り組むことがよい結果に結びつくのではないでしょうか。