関野典良氏の「ハイパーコピー」
(HyperCopy)
というFX投資プロジェクトの
第一弾及び第二弾動画が公開されました。
今回のプロジェクトのコンセプトは
・資産100倍以上にする
・元本割れしない
・誰でも稼げる、知識ゼロでOK
ここまでの動画で新たな問題点をまとめてみます。
<目次>
①「ハイパーコピー」の動画内容
②トレードをマネしても結果は異なる
③投資金を変えても同じ結果にならない問題点
④高い勝率の問題点
⑤お金の流れが大事
①「ハイパーコピー」の動画内容
「ハイパーコピー」とは、関野典良氏が
資産120倍にしたトレードを完全に
コピーして、あなたの口座にそのまま
再現するFXプロジェクトだと説明しています。
1話2話までの動画の内容は次の通りです。
初期投資金10万円が、8カ月後に残高
531万円に、1年後には1200万円を超えた。
1万円スタートでも120万円になる計算
100万円スタートなら1億2,000万円になる
関野氏の口座とあなたの口座を連動したら
努力ゼロでも稼げる。
関野氏の直近の実績
月収865万円
月利288%
勝率95%
決まったルールでトレードする「新ダウ理論」
とは、ダウ理論の他に
・エリオット波動
・通貨ペアの強弱
・プライスアクション
・ダイバージェンス
の複数のトレードテクニックを組み合わせる
ことで、11年連続利益を上げ続けている。
相場を支配している人は、大口の投機筋の人、
機関投資家などで、自分たちより圧倒的に
頭がいい人たちが、人のお金を集めて物凄い
情報量で人のお金を奪い合うゲームをしている
のがFX。
そんな中に初心者が参加しても稼げない。
猛烈に勉強した結果、もの凄く勢いついている
トレンド相場だけは勝てる、と思った。
みんなが同じ方向を向いているときは
同じ方向に入って行けば勝てるようになる。
プロにはかなわないけど、その得意の場所だけ
だったら勝てると思い、ひたすらトレンドフォロー
だけを追求した結果、勝てるのは、
勢いがあるトレンドのトレンドフォロー
そこしか勝てない。
ドル円やユーロドルのメジャーな通貨ペアで
やりたいが、チャンスがない。
1日1回も、チャンスが来ない。
だから28通貨ペアを使って理想的な形だけを
狙っている。
ダウ理論に足りないものを補い、
ピンポイントにトレンドを狙えば
289万円、147万円、93万円という利益が
毎日狙える。
関野氏のトレードをコピーする課題は
配信が届いたタイミングで相場がかわり
成績に違いがでる点なので
・タイムラグ0秒で届くスピードが絶対条件
関野氏が使っている証券口座と連動させて
トレードを瞬時に発信するプログラムが
あれば、関野氏と同じ資産120倍を達成できる
と説明しています。
②トレードをマネしても結果は異なる
関野氏のトレードをタイムラグがなく0秒で
瞬時に発信するプログラムだから、関野氏と
同じ資産120倍を達成できる、と説明して
います。
しかし、関野氏のトレード通り参加者が
トレードしても、必ず関野氏と同じ結果に
なるわけではありませんので注意することです。
●投資金が不明
関野氏がいくらの投資金でトレードするかは
不明です。
100万円かもしれませんし、1億円かも
しれません。
仮に1億円だとしたら、一般の参加者で
FXに1億円かけられる人は、たぶんいない
と思います。
関野氏は、プロの投資家です。
関野氏がいくらの投資金でトレードするか
事前に確認することです。
また、投資金だけでなくロット数やレバレッジ
も全く同じでないと、関野氏と同じ結果には
なりません。
●全てトレードする必要がある
全てのトレードを全てマネする必要があります。
1回でもトレードできなかったり、参加者の
裁量で投資金やレバレッジを変更すると関野氏
と同じ投資結果にはなりません。
また1日何回トレードするかも、不明です。
ですので、24時間関野氏から発信されるトレード
情報をチェックしている必要があります。
時間のないサラリーマンや主婦などは、全て
同じタイミングでトレードするには、時間の
問題があります。
●マイナスになる可能性がある
関野氏がトレードしても、勝率100%では
ありませんので、負ける可能性があります。
負けトレードの時に、マイナスになっても
止めずにトレードし続ける精神力が必要です。
大きくマイナスになると、精神的に耐えられ
なくなる人は、多いはずです。
またマイナスになると、投資金を追加する
必要も出てきます。
③投資金を変えても同じ結果にならない問題点
初期投資金10万円が、8カ月後に残高
531万円に、1年後には1200万円を超えた。
1万円スタートでも120万円になる計算
100万円スタートなら1億2,000万円になる
と説明しています。
しかし仮設として単純に投資額を10倍に増やした
からと言って、利益も10倍になるとは限りません。
レバレッジのかけ方によっては、ロスカットに
遭遇する可能性だって出てきます。
投資した1年間の間には、マイナスになることだって
あります。
投資金を追加するタイミングによっては、
同じ利益率を得られないケースも出てきます。
実践していない仮説で、投資成果を計るのは
危険です。
④高い勝率の問題点
●今後も高い勝率になると明言しているわけではない
今後も必ず高い勝率が出ると明言している
わけではありません。
これまでに高い勝率の実績があったと言っ
ているだけです。
その場合は、参加者の何人がどのくらいの期間で
いくらの利益を得たのかを確認することが重要です。
これから参加する人が必ず高い勝率を得られる
わけではありません。
●勝率95%でも利益を得られない理由
勝率95%と書かれていますが
「高い勝率」と「利益」を得られるのは別問題です。
高い勝利でも、必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら
勝った時の金額よりも、負けた時の金額が大きければ
勝率が高くても赤字になるからです。
例えば
勝率80%のシステムだとします。
10回のトレードを行いました。
1回目 勝ち +1,000円
2回目 勝ち +1,000円
3回目 勝ち +1,000円
4回目 勝ち +1,000円
5回目 勝ち +1,000円
6回目 勝ち +1,000円
7回目 勝ち +1,000円
8回目 勝ち +1,000円
9回目 負け -5,000円
10回目 負け -5,000円
勝ち金額は、8,000円です。
負け金額は、-10,000円です。
10回のトレードで8回勝ちましたので
勝率は80%となります。
しかし
勝率は、80%ですが
赤字は、-2,000円です。
勝率が高かったとしても、一度の損失額が
大きければ赤字になることは、よくあります。
そのため、勝率ではなく参加した人の毎月の
利益額を確認することが重要になります。
●負けない実績は作ることができる
トレード単位での勝ち負けの場合、勝っている
ものだけを決済して負けているものを決済しな
ければ、高い勝率を作ることができます。
その場合、決済していないトレードは含み損が
出ていることもあります。
勝率は、未決済のものを含めた全てのトレードの
内容を確認して始めてシステムの良し悪しが決ま
ります。
トータルで利益が出ていることを確認することが
重要です。
●「勝ち」の定義を確認する
どんな基準で「勝ち」を定義するかを確認する
必要があります。
それによって勝ち負けの意味が異なります。
1日単位で勝ち負けを決める場合は、
1日の途中で大損大負けしていることもあります。
1日トータルで黒字になっていれば1日単位では、
勝っていることになります。
1週間単位や1か月単位で勝ち負けを決めている
場合も同様です。
トレード単位で勝ち負けを定義している場合は
1日での勝っている数と負けている数で
決めているケースもあるかもしれません。
よって「勝ち」の定義を確認することです。
FXでは、勝率の高さはあまり参考に
なりませんので注意することです。
⑤お金の流れが大事
投資の世界での稼ぎ方は、次の5つに限定
されてきます。
1、少額での投資
2、多額での投資
3、ナンピンでの投資
4、マーチンゲール法での投資
5、含み損が多く決済していない
今回の動画では
約75万円の利益
約106万円の利益
約182万円の利益
が当たり前の毎日だと語られています。
しかしその稼ぎ方は、上記で示した
どれに当てはまるかは、今回の動画では
公開されていません。
1、少額での投資
は、リスクがなく安全のように思いがちですが
手法が、
3、ナンピンでの投資
4、マーチンゲール法での投資
だとしたら将来大損するリスクを控えています。
ですので重要なのは、お金の流れ(増減)を
確認することです。
また、仮に1日に75万円の利益を得たとしても
過去に1日に75万円の利益を得ただけのことで
これから参加する全員が、1日に75万円の利益を
得られるわけではありません。
たった1人が過去に1日に75万円の利益を得た
だけで、1日75万円の利益を得たと言えてしまう
点に注意することです。
1~5のどれで利益を得たかで、プロジェクトの
良し悪しが変わってきます。
プロジェクトの良し悪しは、関野氏の実績では
なく、参加者の実績で判断することです。
(関連記事)
関野典良 ハイパーコピー 資産が120倍でも利益が増えたわけではない
FX ダウ理論6つの基本法則
FX レバレッジはなぜ危険なのか
FXの海外口座と国内口座の違い(その1)
FXの海外口座と国内口座の違い(その2)
リアルなFX実践記録
ゼロストレスFX投資法
ひなこの副業FXトレード日記
(HyperCopy)
というFX投資プロジェクトの
第一弾及び第二弾動画が公開されました。
今回のプロジェクトのコンセプトは
・資産100倍以上にする
・元本割れしない
・誰でも稼げる、知識ゼロでOK
ここまでの動画で新たな問題点をまとめてみます。
<目次>
①「ハイパーコピー」の動画内容
②トレードをマネしても結果は異なる
③投資金を変えても同じ結果にならない問題点
④高い勝率の問題点
⑤お金の流れが大事
①「ハイパーコピー」の動画内容
「ハイパーコピー」とは、関野典良氏が
資産120倍にしたトレードを完全に
コピーして、あなたの口座にそのまま
再現するFXプロジェクトだと説明しています。
1話2話までの動画の内容は次の通りです。
初期投資金10万円が、8カ月後に残高
531万円に、1年後には1200万円を超えた。
1万円スタートでも120万円になる計算
100万円スタートなら1億2,000万円になる
関野氏の口座とあなたの口座を連動したら
努力ゼロでも稼げる。
関野氏の直近の実績
月収865万円
月利288%
勝率95%
決まったルールでトレードする「新ダウ理論」
とは、ダウ理論の他に
・エリオット波動
・通貨ペアの強弱
・プライスアクション
・ダイバージェンス
の複数のトレードテクニックを組み合わせる
ことで、11年連続利益を上げ続けている。
相場を支配している人は、大口の投機筋の人、
機関投資家などで、自分たちより圧倒的に
頭がいい人たちが、人のお金を集めて物凄い
情報量で人のお金を奪い合うゲームをしている
のがFX。
そんな中に初心者が参加しても稼げない。
猛烈に勉強した結果、もの凄く勢いついている
トレンド相場だけは勝てる、と思った。
みんなが同じ方向を向いているときは
同じ方向に入って行けば勝てるようになる。
プロにはかなわないけど、その得意の場所だけ
だったら勝てると思い、ひたすらトレンドフォロー
だけを追求した結果、勝てるのは、
勢いがあるトレンドのトレンドフォロー
そこしか勝てない。
ドル円やユーロドルのメジャーな通貨ペアで
やりたいが、チャンスがない。
1日1回も、チャンスが来ない。
だから28通貨ペアを使って理想的な形だけを
狙っている。
ダウ理論に足りないものを補い、
ピンポイントにトレンドを狙えば
289万円、147万円、93万円という利益が
毎日狙える。
関野氏のトレードをコピーする課題は
配信が届いたタイミングで相場がかわり
成績に違いがでる点なので
・タイムラグ0秒で届くスピードが絶対条件
関野氏が使っている証券口座と連動させて
トレードを瞬時に発信するプログラムが
あれば、関野氏と同じ資産120倍を達成できる
と説明しています。
②トレードをマネしても結果は異なる
関野氏のトレードをタイムラグがなく0秒で
瞬時に発信するプログラムだから、関野氏と
同じ資産120倍を達成できる、と説明して
います。
しかし、関野氏のトレード通り参加者が
トレードしても、必ず関野氏と同じ結果に
なるわけではありませんので注意することです。
●投資金が不明
関野氏がいくらの投資金でトレードするかは
不明です。
100万円かもしれませんし、1億円かも
しれません。
仮に1億円だとしたら、一般の参加者で
FXに1億円かけられる人は、たぶんいない
と思います。
関野氏は、プロの投資家です。
関野氏がいくらの投資金でトレードするか
事前に確認することです。
また、投資金だけでなくロット数やレバレッジ
も全く同じでないと、関野氏と同じ結果には
なりません。
●全てトレードする必要がある
全てのトレードを全てマネする必要があります。
1回でもトレードできなかったり、参加者の
裁量で投資金やレバレッジを変更すると関野氏
と同じ投資結果にはなりません。
また1日何回トレードするかも、不明です。
ですので、24時間関野氏から発信されるトレード
情報をチェックしている必要があります。
時間のないサラリーマンや主婦などは、全て
同じタイミングでトレードするには、時間の
問題があります。
●マイナスになる可能性がある
関野氏がトレードしても、勝率100%では
ありませんので、負ける可能性があります。
負けトレードの時に、マイナスになっても
止めずにトレードし続ける精神力が必要です。
大きくマイナスになると、精神的に耐えられ
なくなる人は、多いはずです。
またマイナスになると、投資金を追加する
必要も出てきます。
③投資金を変えても同じ結果にならない問題点
初期投資金10万円が、8カ月後に残高
531万円に、1年後には1200万円を超えた。
1万円スタートでも120万円になる計算
100万円スタートなら1億2,000万円になる
と説明しています。
しかし仮設として単純に投資額を10倍に増やした
からと言って、利益も10倍になるとは限りません。
レバレッジのかけ方によっては、ロスカットに
遭遇する可能性だって出てきます。
投資した1年間の間には、マイナスになることだって
あります。
投資金を追加するタイミングによっては、
同じ利益率を得られないケースも出てきます。
実践していない仮説で、投資成果を計るのは
危険です。
④高い勝率の問題点
●今後も高い勝率になると明言しているわけではない
今後も必ず高い勝率が出ると明言している
わけではありません。
これまでに高い勝率の実績があったと言っ
ているだけです。
その場合は、参加者の何人がどのくらいの期間で
いくらの利益を得たのかを確認することが重要です。
これから参加する人が必ず高い勝率を得られる
わけではありません。
●勝率95%でも利益を得られない理由
勝率95%と書かれていますが
「高い勝率」と「利益」を得られるのは別問題です。
高い勝利でも、必ず利益を得られるわけではありません。
なぜなら
勝った時の金額よりも、負けた時の金額が大きければ
勝率が高くても赤字になるからです。
例えば
勝率80%のシステムだとします。
10回のトレードを行いました。
1回目 勝ち +1,000円
2回目 勝ち +1,000円
3回目 勝ち +1,000円
4回目 勝ち +1,000円
5回目 勝ち +1,000円
6回目 勝ち +1,000円
7回目 勝ち +1,000円
8回目 勝ち +1,000円
9回目 負け -5,000円
10回目 負け -5,000円
勝ち金額は、8,000円です。
負け金額は、-10,000円です。
10回のトレードで8回勝ちましたので
勝率は80%となります。
しかし
勝率は、80%ですが
赤字は、-2,000円です。
勝率が高かったとしても、一度の損失額が
大きければ赤字になることは、よくあります。
そのため、勝率ではなく参加した人の毎月の
利益額を確認することが重要になります。
●負けない実績は作ることができる
トレード単位での勝ち負けの場合、勝っている
ものだけを決済して負けているものを決済しな
ければ、高い勝率を作ることができます。
その場合、決済していないトレードは含み損が
出ていることもあります。
勝率は、未決済のものを含めた全てのトレードの
内容を確認して始めてシステムの良し悪しが決ま
ります。
トータルで利益が出ていることを確認することが
重要です。
●「勝ち」の定義を確認する
どんな基準で「勝ち」を定義するかを確認する
必要があります。
それによって勝ち負けの意味が異なります。
1日単位で勝ち負けを決める場合は、
1日の途中で大損大負けしていることもあります。
1日トータルで黒字になっていれば1日単位では、
勝っていることになります。
1週間単位や1か月単位で勝ち負けを決めている
場合も同様です。
トレード単位で勝ち負けを定義している場合は
1日での勝っている数と負けている数で
決めているケースもあるかもしれません。
よって「勝ち」の定義を確認することです。
FXでは、勝率の高さはあまり参考に
なりませんので注意することです。
⑤お金の流れが大事
投資の世界での稼ぎ方は、次の5つに限定
されてきます。
1、少額での投資
2、多額での投資
3、ナンピンでの投資
4、マーチンゲール法での投資
5、含み損が多く決済していない
今回の動画では
約75万円の利益
約106万円の利益
約182万円の利益
が当たり前の毎日だと語られています。
しかしその稼ぎ方は、上記で示した
どれに当てはまるかは、今回の動画では
公開されていません。
1、少額での投資
は、リスクがなく安全のように思いがちですが
手法が、
3、ナンピンでの投資
4、マーチンゲール法での投資
だとしたら将来大損するリスクを控えています。
ですので重要なのは、お金の流れ(増減)を
確認することです。
また、仮に1日に75万円の利益を得たとしても
過去に1日に75万円の利益を得ただけのことで
これから参加する全員が、1日に75万円の利益を
得られるわけではありません。
たった1人が過去に1日に75万円の利益を得た
だけで、1日75万円の利益を得たと言えてしまう
点に注意することです。
1~5のどれで利益を得たかで、プロジェクトの
良し悪しが変わってきます。
プロジェクトの良し悪しは、関野氏の実績では
なく、参加者の実績で判断することです。
(関連記事)
関野典良 ハイパーコピー 資産が120倍でも利益が増えたわけではない
FX ダウ理論6つの基本法則
FX レバレッジはなぜ危険なのか
FXの海外口座と国内口座の違い(その1)
FXの海外口座と国内口座の違い(その2)
リアルなFX実践記録
ゼロストレスFX投資法
ひなこの副業FXトレード日記
