辰巳明氏の「Lilly Ripple(リリーリップル)
投資案件が公開されています。

・ほったらかして資産が倍増!
・リップル自動売買×FX自動売買ツール
 無料プレゼント実施中

とアピールしています。

Lilly Ripple」の問題点を
お伝えします。


<目次>

①「Lilly Ripple」の特徴
②自動売買ツールの問題点
③シグナルツールでも個人差がでる理由
④実績の問題点
⑤海外口座の注意点

①「Lilly Ripple」の特徴
Lilly Ripple」とは、仮想通貨「リップル
専用の自動売買ツールに加えていくつかの
トレードシステムを無料でプレゼントする
案件です。

完全無料でプレゼントされるのは
次の3つのツールです。

1:リップル自動売買ツール
   Lilly Ripple(リリーリップル)

2:FX自動売買ツール
  SAFETY FX

3:バイナリーオプションのシグナルツール

そして次のことが約束されています。

・有料でコンサルを受けることはない。
・スクール開催、セミナーへの登壇なども行いません。
・プレゼント後に別の商品の販売等を行う予定もありません。
・システムの維持費などを請求することもありません。

完全無料にすることで辰巳氏が得られる
メリットを紹介しています。

メリット1:
口座開設を紹介することで紹介報酬がもらえる所がある。

メリット2:
プレゼントをLINEで行うことで読者数を狙っている。
LINEの読者数=影響力をもつことができる。

メリット3:
読者から投資家の仲間と繋がることでビジネスパートナー
や仲間が見つかる。

このように説明しています。

②自動売買ツールの問題点
プレゼントされるリップルとFXは
自動売買ツールです。

資金を投入してツールを
稼働させる
だけで、後はツールが自動で資金を

運用してくれるので、誰でも簡単に
利益を得られると
思われがちです。

しかし、次のような問題点に注意
することです。

●ツールを稼働させるタイミングで個人差が出る
ツールを稼働するタイミングは
人によって異なります。

そのため、稼働するタイミングで
利益額に個人差がでます。

例えば
AさんもBさんも投資額が10万円だった場合の
月毎の運用損益例をあげます。

1月 -5万円 Aさん稼働開始
2月 -5万円
3月 +5万円 Bさん稼働開始
4月 +5万円
5月 -8万円
6月 +5万円

Aさんは1月から運用開始しました。

1月 -5万円
2月 -5万円

稼働2か月で―10万円となり
投資金がなくなります。

3月から開始したBさんの例です。

3月 +5万円
4月 +5万円
5月 -8万円
6月 +5万円

6月の時点で+7万円の
利益で継続できています。

自動売買ツールでも稼働のタイミング
によって利益額に個人差が出ます。

投資金の量で個人差が出る
自動売買ツールを使っていても
用意できる投資金の違いによって
結果に個人差が出てきます。

たとえば、自動運用して利益率30%
という実績が得られたとします。

同じツールで運用しても、同じ金額の
利益を
得られるわけではありません。

投資金1万円なら、利益3,000円
投資金100万円なら、利益30万円
投資金1億円なら、利益3,000万円

投資金によって利益金額は、変わってきます。

●ツールのカスタマイズの内容で個人差が出る
自動売買ツールでも、個人の目的や投資
スタイルに合わせて調整できる項目が用意
されているものもあります。

例えば、
売買エントリーのタイミングや損切ラインの設定、
レバレッジ、ロット数などです。

一見個人の投資スタイルに合わせるものは
汎用性があり、良いように思われがちです。

しかし、裏を返せばその個人の投資経験が
ダイレクトに反映されることになります。

そのため同じ自動売買ツールであっても
投資結果に個人差が生じることになります。

ベテランのトレーダーは、自らの知識や
スキルによって相場を読み解きます。

それにより、売買タイミングを設定し直したり
場合によっては、ツールを一時中断したりする
ことで損失を回避しています。

初心者がツールを入手して、全くほったらかしで
資金を運用しても、ベテランと同じ結果にならない
可能性があります。

③シグナルツールでも個人差がでる理由
バイナリーオプションはシグナルツールです。

シグナルツールとは、エントリーや決済のチャンス
を画面上やメールで教えてくれる配信システムです。

チャンスがくるとサインが届きそれに従って
トレードすることが出来ます。

しかし、シグナルに従っても利益に個人差が出ます。
その理由をお伝えします。

参加するトレードによって個人差がでる
参加するトレードによって、投資結果に個人差が出ます。

例えば
「1日10回のシグナル配信」
「勝率80%」
のシグナルツールを使って
10回中4回のトレードに参加したとします。

1.勝ち +3,000円 不参加
2.勝ち +3,000円 不参加
3.勝ち +3,000円 参加
4.勝ち +3,000円 不参加
5.勝ち +3,000円 不参加
6.勝ち +3,000円 参加
7.勝ち +3,000円 不参加
8.勝ち +3,000円 不参加
9.負け -10,000円 参加
10.負け -5,000円 参加

この場合
シグナル通りにトレードしても
9,000円負けてしまいます。

シグナルツールを使う場合
選択するトレードによって
勝つこともあれば負けることもあります。
勝ちトレードを選んだとしても
「たまたま偶然勝てた」
ということになります。

相場環境に合わせてツールを使えば有効ですが
相場環境がわからない状態で、
ツールだけに頼って勝ち続けるのは
難しいと言えます。

●シグナルが来たらすぐトレードしなければならない
シグナルが来たら、すぐエントリーする
必要があります。

タイミングを逃してしまうと
シグナル通りにトレードは出来ません。

1分でも違えば相場は動いてしまいます。

シグナル通りに出来なければ
損失になることがあります。

エントリーのシグナルはいつ来るか予想できない
エントリーチャンスのシグナルはいつ来るか
予想できません。

シグナルが来ても、シグナルに気付かなかったら
エントリーすることはできません。

仕事や家事や睡眠中に
シグナルを見逃してしまうことがあります。

シグナル通りに投資をするためには
シグナルを待ち続ける必要があります。

④実績の問題点
Lilly Ripple(リリーリップル)は
再リリースの案件になります。

すでに一度はリリースされていますが
今のところ、実績は公開されていません。

どれだけの利益実績があるかは不明です。

いくらツールが無料でも、投資金が全額
なくなるリスクがあります。

従って次の点に注意することです。

●毎月の利益額が重要
利益額を確認することです。

しかし単月だけの利益だけでは、意味が
ありません。

利益の多い月があっても、その前後月で
マイナスになっていることもあるからです。

参加してから、全ての実績を確認することが
大切になります。

実績を公開するうえでは、少なくても
6ヶ月以上の期間、利益がどうであったかを
確認することです。

勝率や月利、連勝記録などが語られる事が
よくありますが決して重要ではない数字です。

継続して多くの利益が出せることが重要です。

●トレード詳細を確認すること
利益に至るまので、各トレードごとの詳細を
確認することが重要になってきます。

・取引通貨量(何通貨か)
・エントリー時のレート
・決済時のレート
・いつエントリーしたか
・いつ決済したか
・トレードによって得た利益
・毎月の利益金額

以上を各トレードごとに確認することが重要です。

信頼できる実績とは、利益額だけ公開するのでは
なくトレード履歴で示されることです。

●お金の流れが大事
多くの利益を得ていても、投資金が高額だった
場合、人によっては参加できない場合があります。

またハイリターンハイリターンの取引であった場合
その後大損する可能性があります。


例えば、
投資金1,000万円を投入して利益が300万円

だとしたら、いくら利益が300万円あったとしても
投資金1,000万円が必要になってきます。

また、その後、1500万円の損失を出して
いるかもしれません。

その場合トータルでは、200万円の赤字になります。

従って、利益額だけでなく利益に至るまでの
お金の流れ(増減)を確認することも重要です。


⑤海外口座の注意点
辰巳氏は、口座開設を紹介することで報酬が
もらえると語っています。

ですので、取引口座を指定してくることが
想定されます。

その場合、海外口座を指定してくる場合は
次の点に注意することです。

●信託保全制度が義務化されていない
信託保全制度とは、証券会社に預けた資金の
保証制度です。

証券会社が倒産しても資金を全額保証
してもらえるというものです。

日本では、法律で信託保全制度が
義務付けられています。

海外業者の場合は、信託保全制度が
義務付けられていないため
預けた資金が戻ってこないケースが
あります。

●ハイレバレッジの危険性
レバレッジとは、少ない投資金に対して、
規定内の倍数を掛けて運用できるという
ものです。

例えば、1万円を入金してレバレッジ1,000倍
だと1千万円のトレードが可能です。

国内業者のレバレッジは最大25倍です。

海外業者のレバレッジは、規制がなく
無制限という国もあります。

多くのレバレッジをかけることで
少額の資金でも大きな取引を行えるのが
魅力です。

しかし
レバレッジをかけて勝てればよいのですが、
負けると、レバレッジが高い分だけ
損失も膨らんでしまします。

リスクが高くなりますので、
高いレバレッジには注意が必要です。

●取引停止や出金拒否が起こる
海外業者とのトラベルでよくあるのが
突然の取引停止や出金拒否などです。

規定違反の行為があった場合、
取引停止や出金拒否になる場合があります。

また明確な理由もなく、突然このような
トラブルが起こる場合があります。

問題がおきたら業者のある国の法律で
対応することになります。

●業者と連絡が取れなくなる
海外業者の中には、詐欺的行為をする事例が
金融庁などに報告されています。

・メールで問い合わせしても返信がない
・電話がつながらない
・チャットサービスも利用できない

というような事例があります。
仮に連絡が取れたとしても海外の業者なので
日本語での対応ができない場合もあります。

国内業者は金融庁の登録が義務化されています
ので、いざという時には金融庁に相談ができます。

金融庁に登録のない海外業者の場合には
補償を求めたり追求をすることは
とても難しくなります。

●日本の法律では対応できない
何か問題がおきても日本の法律では、
対応できない事になります。

基本的には所在のある国の法律に従って
運営されています。

その会社のある国のルールに基づきます。

発生したトラブルは、全て自己責任となります。
海外業者と国内業者の違いについて
理解しておく必要があります。



(関連記事)
ひなこの副業FXトレード日記
FX初心者が知っておくべきブログ集