「リクマネ」という
投資案件が公開されています。

希望する報酬額を選ぶと来月5日までに
その金額が一括振込される

とアピールしている「リクマネ」の
問題点をまとめてみます。


<目次>
①「リクマネ」の特徴
②ビジネスモデルの問題点
③運営側メリットに潜む問題点
④参加費の問題点
⑤参加する前に確認すべきこと

①「リクマネ」の特徴
「リクマネ」とは、リクエストマネーの
略で、自分の希望する報酬額をリクエスト
できる
プラットフォームを利用して報酬を
受け取る副業案件です。

10万円、30万円、100万円、、、
あなたが選んだ金額が来月5日に、報酬額
として受け取れることができるというもの。

参加方法は、次の通り

ステップ1:
リクマネのプラットフォームにログインする

ステップ2:
好きな報酬額を1つ選んでリクエストする

ステップ3:
来月5日には自分の選んだ報酬額が入金される

リクマネに参加するメリットは次の通り。

メリット1:
欲しい報酬額を選んだらその報酬がそのまま
受け取れる
10万円の報酬リストを選べば10万円が貰える
100万円の報酬リストを選べば100万円が貰える
メニュー表には100以上の報酬リストが用意
されている。

メリット2:
来月5日に初報酬が入金される。
お金に困っている方や金欠病の方にはかなり
心強い味方になってくれる。

メリット3:
作業設定下準備は一切ないので完全放置でOK
作業時間は0分、全てはリクマネで用意している
特殊メカニズムが代わりに準備してくれる。

このように説明されています。
しかし、特殊メカニズムの詳細は語られて
いません。

②ビジネスモデルの問題点
誰でも簡単に稼げることを保証します。」
と語られています。

選んだ報酬額を達成する為に
ありとあらゆる市場を自動検索して
今一番儲かる熱い市場で稼いでくる、
と説明しています。

ありとあらゆる市場がどんな市場なのか
具体的なことは公開されていません。

取引する市場に違法性があるのか、ないのか
それすらも判断できません。

あえてリスクがある案件に参加するよりも
違法性なく堅実に利益が得られる副業は存在
しますので、そちらを選択することをお勧め
します。

③運営側メリットに潜む問題点
参加した会員様に利益が確定すると、その2%
が運営側の利益になる、と説明しています。

なので多くの会員様を募集しています。

リクマネのメカニズムが本当に存在するなら
わざわざ広告費をかけて参加者を募らなくても
自分でリクマネを稼働させて稼ごう、と考える
のが一般的ではないでしょうか。

30万円の報酬が確定すると、運営側の手数料は
その2%なので、6,000円です。

たった6,000円なら、自分で稼働して30万円を
そのまま手にしたほうがよいはずです。

④参加費の問題点
参加費用は、月額8,500円です。

しかし、それ以外にも選択肢があります。

年会員だと 71,400円
買取会員だと 598,000円

です。

申込時には、電話番号の登録が必要になります。
月額会員で申込しても、電話で買取会員に変更
するように勧誘される可能性がありますので
注意が必要です。

消費者庁は、2022年9月15日に、誇大広告で
副業を勧誘して、
電話で詳しい副業内容を
説明して参加費を払わせたとして、注意喚起
しています。

金銭を支払う前に具体的な副業内容を一切説明
しない業者は、注意するよう呼び掛けています。

詳細は、次の関連記事を参考にしてくださ。
「1日10分の作業で稼げる」副業勧誘に消費者庁が注意喚起

⑤参加する前に確認すべきこと
「リクマネ」は、参加者の実績が公開されて
いない案件になります。

案件に参加する前には、案件の良し悪しを
判断することが重要ですので、
次の点の
確認が必要です。


参加者の毎月の利益金額
「リクマネ」に参加した初心者が、毎月
いくらの利益額を得られているのかを

確認することが重要になります。

ここで大事なのは、主催者や経験者の
実績利益ではありません。


それらはあまり参考にならないことが
多いからです。


あなたと同じような初心者がいくらの
利益を得ているか
が重要です。
しかもその利益は、単発のものでは
意味がありません。 継続してどれくらい稼げているのか、 毎月どれくらいの利益を得ているのか
が大事です。


利益額に至るまでのお金の動き
毎月の利益額だけではなく、その金額を
得るまでの
お金の動きが重要になります。

「リクマネ」では、投資金の話は一切
触れていません。

30万円の報酬をほったらかしで得るには
投資金が1,000万円必要になるかも
しれません。

また
30万円の報酬を得たとしても、多く
必要経費がかかっていて利益がわずか
だったり、赤字になっているかもしれません。

なのでお金の動きを確認することが重要です。

調子の悪いときでもどれくらい利益を
得られるか、
また、どれだけ赤字になる
可能性があるか
知ることが大事です。

お金の増減の変化を知ることです。

何人の参加者がいて、何人が成功しているか確認
多くの参加者がいて、多くの人が毎月
利益を
得ていれば、この案件は優れて
いると言えます。


仮に100人が毎月安定した利益を得られて
いたとしても参加者が1,000人いたら、
たった10%の人しか成果をあげていない
ことになります。

人数ではなく、割合が大事になってきます。


参加者の中でも多くの初心者が毎月利益を
得ていれば、この案件は再現性が高く優れ
ていると言えます。



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