NOBU氏の「全自動インサイダーロボ 
という投資案件が公開されています。

・小資金を倍々に増やし億の資産を目指せる
・月利30%以上

と言う案件について気になる点を
まとめてみます

<目次>

①「全自動インサイダーロボ」の特徴
②バイナリーオプション取引の問題点
③証券会社の口座開設が必要
④実績の問題点
⑤参加する前に確認すべきこと
⑥バイナリーオプションで注意すべきこと

①「全自動インサイダーロボ」の特徴
全自動インサイダーロボ」は、
誰でも億以上を目指すことができる
全自動の投資案件です。

次のように説明しています。

利権を使って全自動で億を目指せる手法
スタートボタンを1回押すだけ
即金性がありスタートして数分で資産を増やせる
月100万円以上目指せる
お小遣い程度から始められる
24時間365日完全自動で実践できる
裁量トレードでもシステムトレードでもない
月利30%以上

(利益を得るまでの流れ)
1:アカウント作成
2:お金を自分の口座に入金
3:スタートボタンを押す

稼ぐ手法は
インサイダー情報」。

胴元と繋がったインサイダー情報を元に
した利権を使う手法
なので、確実に資産が
増やせる。

合法的な手法である、と語られています。

②バイナリーオプション取引の問題点
「全自動インサイダーロボ の広告には
一部

全自動バイナリーシステム」

と表現されているものがありました。
よって、バイナリーオプションの全自動
システムだと推測されます。

国内および海外のバイナリーオプション
業者は、自動売買システムを使った取引を
認めていないと言われています。

もし自動売買システムの使用が発覚すると
口座凍結される可能性があります。

以前私は、バイナリーオプションのスクール
に参加していた時期がありましたが、その
スクール生が口座凍結された話を聞いていま
した。

ですので、口座凍結が実際に発生している事は
事実です。

「全自動インサイダーロボ」が口座凍結される
わけではありませんが、注意する必要があります。

自動売買システムであれば、自動で取引される
ため勝手に稼いでくれて都合の良いシステムに
思われがちです。

ですが、自動で売買してくれるだけのことです。
売買ですので、勝つこともあれば負けることも
あります。

「自動で利益を得られるシステム」だと思って
いるのであれば、考えを改める必要があります。

③証券会社の口座開設が必要
バイナリーオプションの取引をするには
バイナリーオプションを取り扱っている
証券会社の口座開設が必要になります。

証券口座とリンクしていない取引を行った
ところで、利益を獲得することはできません
ので注意が必要です。

「専用のアカウントを作成して
お金を自分の口座に入金」

と説明しています。

入金する口座が証券会社の口座なのか
事前に確認する必要があります。

証券会社の口座でない場合は、出金するのに
多くの手数料が発生したり、システムの使用料
やシステムが有料になるケースがあります。

ですので、参加する前には獲得した利益を
出金する場合の手数料や、参加後に発生する
料金を事前に確認することです。

④実績の問題点
動画では、参加者の実績が紹介されています。

吉田さん 
100万円スタート→440万円 10カ月
340万円の利益

中田さん
100万円スタート→935万円 10カ月
835万円の利益

どれも具体的な取引の詳細は公開されていません。
信ぴょう性の高い証拠は、どこにもありません。

実績を公開するには、信ぴょう性の高い取引
データを確認することです。

これから参加しようとする人が、安定した
利益を得られるか判断するには、情報が
不十分です。

全ての取引のお金の流れ(増減)を確認
することです。

各トレード毎に把握することで案件の
良し悪しの判断ができます。

10カ月で
835万円の利益と説明していますが
途中で、800万円の赤字になっているかも
しれません。

精神的に耐えられなくなり途中で止めて
いたら、赤字で終わることになります。

現段階では、毎月の利益額やお金の流れが
1件も公開されていない案件という事に
なります。


⑤参加する前に確認すべきこと
参加を決める前には、案件
良し悪しを
判断することが大事です。

参加者の毎月の利益金額
参加した初心者が、毎月いくらの利益額を
得られているのかを、確認することが重要
です。

主催者の実績利益はあまり参考にならない
ことが多いです。

参加者がいくらの利益を得ているかが大事
です。

参加した多くの人の毎月の利益額を確認
することです。

利益額に至るまでのお金の動き
毎月の利益額だけではなく、その金額を
得るまでのお金の動きが重要になります。

各トレードごとに確認することです。

それぞれの取引ごとのお金の動き次第で
案件の良し悪しが決まります。

調子の悪いときでもどれくらい利益を
得られるか、また、どれだけ赤字に
なる可能性があるか、知ることです。

何人の参加者がいて、何人が成功しているか確認
優れている案件であるかは、多くの参加者が
いて、多くの人が毎月利益を得てることです。

仮に100人が毎月安定した利益を得られていた
としても、参加者が1000人いたら、たった10%
の人しか成果をあげていないことになります。

よって人数ではなく、割合が大事になってきます。

多くの参加者が毎月多くの利益を得ていたら
再現性の高い案件だと言えます。

⑥バイナリーオプションで注意すべきこと
バイナリーオプションは、勝った時には
約1.8倍程度の払い戻し金があります。

しかし
負けたら、投資金全額が戻ってきません
ので、ギャンブル性の高い投資になります。

決められた時点のレートが、上がるか下がるか
二者択一で選ぶ取引のため
確率論で言えば、50%の確率で勝てます。

ですが、払い戻し率を2倍以下(例1.8倍など)
にしていることから、勝率は50%以上を維持
しなくては、トータルで利益になりません。

仮に60%をキープ出来たとします。

すると、バイナリーオプション業者は
単純に負け越すことになり、赤字に
なります。

一方、投資家は、逆に利益を得ることに
なります。

特に海外のバイナリーオプション業者に
よっては利益を得ている投資家に対して

・利益が支払われない
・口座にある金額が出金できない
・口座を凍結される

などのトラブルが発生しています。

バイナリーオプションは合法の取引ですが
システムだけに頼って一時的には勝てても、
永久的に勝ち続けられる保証はどこにも
ありません。

案件に参加する場合は、慎重になるべきです。